日常と非日常の備忘録

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僕の経験を綴ります。旅行、自転車、アウトドア好きです。

【メキシコシティ】〜2日目〜

 

メキシコシティ】〜2日目〜

 

この日は朝起きたのは9時。

 

場所は友達のメキシコの首都・メキシコシティダウンタウンから少し離れたアメリカで知り合ったメキシコ人の友人宅。

 

メキシコシティは標高が2000mを越える高地にあり朝と昼の気温の差が大きい街です。

 

寝るときは、毛布がないとすこし肌寒い気温でした。




今日の予定は、メキシコの伝統的な民芸品からちょっとしたお土産を探しにシウダデラ市場に行くことです。

 

シウダデラ市場についてみると想像以上に規模が大きかったです。もし、シウダデラ市場にいくならば、中には数多くの店が所狭しと並んでいるのでじっくり見て回るには数時間は取りたいところです。迷子になりそうでした。

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メキシコと言えばガイコツの置物。

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このガイコツの置物はメキシコの休日、死者の日と深い関わりを持ちます。

毎年、ハロウィーンの直後の11月1日と2日に行われます。数百年前からメキシコに定住していた先住民の儀式や習わしに、侵略者であるスペインに影響されカトリックが少し融合した明るい感じのお祭りになっているらしいです。

 

死者の日は、各家庭、公共施設、教会などあらゆる生活に密着した場所に、マリーゴールドの花と一緒に装飾された頭のがいこつを置いて祭壇を作ります。

 

簡単に言えば、メキシコのお盆のようなものです。

 

お土産としてガイコツグッズはおすすめです。ガイコツや死者といったものは身近なもので恐れられているものではありません。非常に可愛らしいですが、そのガイコツにはメキシコの文化と伝統を伝承するためのモチーフとなっていると思います。

 

つばも広いメキシコの伝統的な帽子も見つけました。ソンブレロ・デ・チャロとメキシコでは呼ばれていて直訳すると「カウボーイの帽子」と言う意味らしいです。

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おそらくお土産を買うのはシウダデラ市場で大丈夫なんじゃないかというくらいの品揃えでした。

 

しかも安い市場ではよくあるの押し売りもあまりないので、ゆっくりと買い物ができました。

 

この後は、ちょっとしたスーパーマーケットのようなところでタコスを昼ご飯に食べました。また、メキシコの有名なフルーツ、グァバも食べました。

 


日本では、ほとんど果物を見ることはありませんが、グミの味などとして使われています。

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メキシコは果物の宝庫と呼ばれていて、値段も日本では考えられない安さです。

 

味は、なんとも言えないももとトマトを混ぜたみたいなものでした笑

 

街に出てぶらぶら歩いていると、旧市街の中心であるセントロに到着。

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メキシコシティ中心地は、植民地時代を彷彿させる建物ばかり。壮大な建物を見て歩くだけでも雰囲気を味わえてよかったです。

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メキシコシティの総人口は2000万人と言われています。(東京の2倍近く)またメキシコシティは大都市ですが、このようにたくさんのスペイン植民地支配時代の遺跡が存在します。これに加え、メキシコシティはかつてアステカ帝国の首都があった場所でもあります。まだ遺跡を発掘すれば歴史が眠っているかもしれません。しかし、すでにラテンタワーのようなビルや商業施設が建設されたため掘り起こすことは現実的ではないらしいです。

 

メキシコシティダウンタウンをこの街の地面の下にはたくさんの遺跡や歴史が埋まっていると考えならが散歩でもしてみるとと感慨深いのではないでしょうか?

 

この後は、夕方から酒場に行ってメキシコのお酒を楽しみました!

 

注文したのは、バケツいっぱいのプルケ 。三人で注文しましたがバケツで来たのはさすがに驚きました笑 

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プルケ の上からシナモンがかけられています。甘くてジュースみたいで美味しいです。

 

メキシコの三大アルコールといえば、かの有名なテキーラ、後の二つはプルケ とメスカルです。後の二つもメキシコ人にとっては日常的に愛飲されています。

 

メキシコでの総アルコール消費量のうち25%はプルケ が占めています。プルケ はアロエを大きくしたような形のマゲイからできています。プルケ は濁ってすこしとろみがあります。アルコール濃度はビールと同じくらいです。



緑色をしたプルケ。白濁したプルケなどいろいろな種類・飲み方がありました。

緑色のプルケ のコップのふちをみると何かついています。

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コップの周りには塩が。。

 

メキシコではミチェラーダと言われグラスの縁には塩やチリがまぶしてあります。

 

飲むときは塩を舐めながら、しょっぱさと飲み物を同時に楽しむという日本ではない味だと思います。

 

夜ご飯には、路上で買ったメキシコのサンドイッチ・パンバソを買いました。じゃがいもとパンという炭水化物にソースとお肉が入っていてともて美味しかったです。

 

メキシコではパンバソは学校の給食でも食べられているらしいです。

 

炭水化物にはシュワっとした炭酸飲料が欲しいものです。今回買ったのはJarritos(ハリトスと発音します)

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メキシコで生まれたフルーツをもとにした味の炭酸飲料です。少し甘いですが炭酸も強くなくなんといってもメキシコ料理と相性抜群です。メキシコのレストランやスーパーには必ずといっていいほどの確率でハリトスが置いてあります。

 

今日はよく歩き疲れたので、はやめに家に帰り身体を休めました。

 

ではまた次回。